介護認定審査

洗濯をたたむ母

先日、82歳の母の介護保険の認定ヒアリングや骨折の経過観察外来やらで実家に帰りました。
6月に転んで骨折した頃に比べると元気になったと思います。

8月に退院し、秋からデーサービスに週2回通い始めたもの良かったようです。
母はデーサービスの施設を大変気に入っているようで、痴呆が始った母の脳にも刺激があり
顔も穏やかで、食欲もあり有難い事です。

介護認定にはデーサービス施設の方も来てくださり、市の職員の方が母に質問しながら
介護認定審査は進んでいきました。
介護認定審査のあるあるですが、母はいつもにも増してハキハキ答えていました。
人は無意識に「人に良く見られたい」という心理があるのでしょう。

母が全然違う答えをした時、周りの空気を読むのかうまくごまかす技も覚えたようです。
市役所の方が
「家事は全部やっているんですか?」という質問に
はいと手を挙げ自信を持って
「全部やっています!」
と答えた時はひっくり返りそうになったけど
これが痴呆の症状で、私と弟はアイコンタクトで笑っていました。

事実 一つも家事はできていない…以前だったら
「えっ やっていないじゃん」
と全否定の言葉を発していたけどこちらも否定をしない方が平和だという技を覚え
なんか上手くいくようなった。

ここでも『相手は変えることはできない』という考え方の応用だ!

外を散歩しましたが、長い時間歩くと足の筋肉が無くなったためか、体が前に行き支えていないと
倒れそうになる。
私が「人は赤ちゃんで生まれてみんな最後は赤ちゃんに戻っていくんだから仕方ないよ。」
と話すと「そうだよね」とすごく納得していた母

もう 旅行にはいけないな〜なんて考えながら歩き、春になったら車窓で楽しめる場所見つけて
連れて行ってあげよう♪…と思いました。

大好物のお寿司を食べに行き、ご機嫌の母でした。
今 与えられた環境の中で楽しめることを❣️
お正月明けに楽しい事を企画しました。

母に対しての対応も人間力アップの私の修行なのかもしれない

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